MiniCatについて


  • 2006年から中央ヨーロッパのチェコで製造
  • 地球環境に配慮したカタマランヨット作り
  • 最新技術や最高品質の素材を用いた手作り製造工程
  • 年間500隻以上の売上達成

2006年にチェコ人の若いセーラー、マルティン・ホラークがセーリングに熱中していました。ホラークさんの夢はいつかより手軽で使い心地の良いカタマランのデザインを手掛けることでした。それもおもちゃではなく、セーリング機能が抜群な、本物のカタマランを作りたかったのです。

セーリングは導入コストが高いと言われています。船艇の購入費、港に泊めておくための係留費、修理費などは決して安くありません。しかし、ホラークさんはカタマランセーリングをより多くの人に楽しんでもらうために設計に熟考を重ね、2年の歳月と何百回ものテスト航海を得て、コストがかからない持ち運びが簡単なカタラマンヨットを開発しました。それがMiniCatの膨張式カタマランの始まりです。

風をうまく利用してMiniCat膨張式ヨットを操縦している男性

4つのサイズと9つのモデル

  • 1人から4人まで乗船可能
  • 全モデル、1~3個のバッグに収納可能、重量は29kgから60kgまで
  • 一人で約30分程度で組み立て可能 (工具不要)
  • マストを取り外し、船外機を追加すれば、即席テンダーが完成
  • 24ヶ月の製品保証
  • スペアパーツと豊富なアクセサリー
製品ラインアップ

MiniCatの製造に関して

2006年の創業以来、MiniCatのカタマランはチェコ共和国のモラヴィア地方にある工場で製造されています。主な部品供給者もチェコの企業が多く、サプライチェーンが非常に安定しています。チェコで調達できない部品はRonstan、 Seasure、Clamcleatなどの有名なヨーロッパの部品メーカーから手配しています。

MiniCatの工場では、最新技術が用いられていますが、自動製造ラインではなく、一艇ずつをチェコ人の職人が手作りしています。 鋳造アルミフレーム、レーザーカットされたセールパネル、面取りされたアルミジョイント等々を見るとMiniCatの高い品質基準は明らかです。 MiniCatのボートは長持ちするように作られているのです。

MiniCatカタラマンの部品の手作り製造作業

カタラマンヨットのセーリングが大自然の中で行われるからこそ、MiniCatの製造では自然に優しい素材やリサイクル材料が使われています。一つの例として、MiniCat社とチェコのトマーシュ・バチャ大学が協力して、キールは100%リサイクルされたプラスチックから作られています。今後とも、持続可能な船作りに専念し続けます。

MiniCatのデザインを考えている人

ローラ・デッカー

16歳で最年少世界一周を達成し、世界的な話題となったオランダとニュージーランドの有名セーラー、ローラ・デッカーは、以前から膨張式カタマラン、MiniCatの大ファンで、2010年からMiniCatののアンバサダーでもあります。

MiniCatに乗っているローラデッカー

ローラは、2009年にパナマに立ち寄った際、偶然にコンパクトなMiniCat 310に出会い、実際に帆走してみました。小さいのに機能が優れているところに驚いたと語っています。その後、ローラはMiniCatのオーナーになり、今では自分のヨットにMiniCatを積んで、停泊中にセーリングを楽しんでいます。

2010年に彼女はMiniCatとコラボレーションし、ベストセラーモデルであるMiniCat 420 イヴォークをベースに、ローラ自身がMiniCat 420ローラ・デッカーエディションをデザインしました。イヴォークモデルと異なってローラ・デッカーエディションは多数のカーボンファイバー製部品、マット仕上げのフレーム、二色のマスト、目を引く柄のメインセール&ジブ、ローラ・デッカーのロゴを刺繍した新デザインのトランポリンなどを追加し、ハイテクを駆使した限定版デザインです。

ローラは、「初めてMiniCatのセーリングを見たとき(2009年頃)から、バッグに入れて持ち運べるカタマランヨットで、こんなに楽しいセーリングができるのかと感動しました。これまでたくさんのヨットを見てきましたが、このカタマランはその中でも群を抜いています」と語っています。